
クラピアユーザーにとって、冬場は淋しい季節だと思います。
変わり映えのしないグレーな景色を見ていても気分が盛り上がりませんし、このサイトの盛り上がりも今一です。
そんな季節ですが、春から芽吹きにそなえて、又、新しくクラピアに挑戦される皆様に向けて情報を発信して行きたいと思います。
私がクラピアを育て(ほとんどほったらかし)てきた上で、メーカーの説明と食い違うと感じる事がいくつか有りました。
①推奨刈り込み方法
②クラピアの防草メカニズム
③季節ごとの伸びる量
④K5とK7の冬場の違い
です。私は研究機関では有りません。実際に毎日クラピアK5を見て、時にはweb上で他の品種や文献を見ているだけですが、誰も指摘しなかった様な事象を発見・発信してきました。
①②③については何度かブログで書いていますので、そちらを見て下さい。今回は④について報告します。
クラピアK5とK7の違いについて、色々と書かれていますが、ほとんどが夏場の違いで冬場の違いについては殆ど触れられていない。
冬場の写真も非常に少ない。(冬枯れで見映えが悪いためか?)
メーカーに問い合せても『K5もK7もどちらも冬枯れでみっともないです。』この程度の回答しかない。
毎日、クラピアに接している我々から見ると、とてもじゃないが真摯な対応とは思えません。
私が思うに、彼等は実際に栽培している訳では無く、カタログやマニュアルを見て回答しているのでは?会社務めだから、そんなもんなのかな。(しかたがないのかな・・・・・)
私は、K7は育てていませんが、もう少しだけK5との違いを掘り下げてみたいと思います。
★ランナーの太さ【直径】
K5 : 0.7~2.0mm(実測)
K7 : 1.5~2.5mm(web写真より推定)
※真珠を例に取ると、8mm玉と9mm玉では直径が10%程度しか違わないがゴージャス感が全然違う。
ネックレス等の集合体にすると、たった10%の直径差でも、その差は歴然となる。値段も違う。
クラピアでも、ランナー直径が外観の品質を決定づける要素の一つになるのでは?。
(但し、ランナー直径は生育環境でも変わる事も考慮する必要が有る。)
★ランナーのグロテスク度【見え方】
K5:ランナーに小枝や葉っぱが残っているので、それらにカモフラージュされランナーが見えにくい。
K7:葉っぱが落ちやすいので、ランナーそのものが強調され結構グロい。
★たわし効果・・・写真を見て下さい。K5とK7の模型を作ってみました。
横方向に飛び出しているのが、一次ランナーで、その下は植栽シートと考えて下さい。
K5は縦方向にも伸びるので、タワシの縦糸と同じ役割をします。
その縦糸が一次ランナーをカモフラージュします。
K7は葉っぱが落ちてランナーだけになっているので余計にランナーが目立ちます。
又、縦方向にはK5ほど伸びないので、ランナーを隠してくれません。
※写真のK7は、K5の木質化ランナーで代用しています。(説明用です。)
★★★結論★★★
K7の一次ランナーは、K5より太くて目立つ。
K5にも太い一次ランナーが有るが、縦糸がそれを隠してくれる。
だから、茫々の状態でも一次ランナーは気にならない。
又、頻繁に刈り込む事によって、たわし表面の様に刈り揃える事が出来るのでより綺麗に整えられる。
(※恐らく、中途半端に刈り込んだ状態だとこのたわし効果は判りにくいと思う。)
K7は草丈が低いのがメリットでもあるが、縦糸が少ない故の必然の結果だと思う。
だから、茫々状態でもグロテスクな一次ランナーが隠れずに目立つ。
刈り込もうにも、そもそも背が低く、縦糸が少ないので、あまり整っては見えないのでは?
K7の冬場のディスアドバンテージは確実。
夏場はK7にアドバンテージが有ると思っていたが、『整った感』を出したいのならK5で頻繁に刈り込んだ方が良いと思う。
刈り込まずに茫々状態で放置するなら背が低い分K7に軍配が上がるが、葉っぱが落ちる冬は最悪。
K5で刈り込まずに茫々状態で放置すると背丈は高くなるが、冬になってもグロテスクなランナーは目立たない。
K5の冬場の状態も綺麗とは言い難いが、K7の様にみっともないから三角ホーでの除去が必要となるレベルでは無い。
クラピアの売り上げの中で、K7が大半を占める。
この事実を公表すべきか?迷いました。今でも、複雑な心境です。
ですが、新規にクラピアに挑戦される方には、お知らせする必要があると思い公表しました。
最後に、皆様にお願いです。冬場のクラピアは画像を見れば品種が判るのですが、夏場のクラピアはどの品種も綺麗過ぎて写真だけでは品種が判りません。投稿に際しては、品種も書いて下さい。
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