
K5とK7の接触部分です。↑
K7の問題点(モンスター化部分)
K5とK7の比較実験を続けて来ました。中央の白線を境に左がK5右がK7です。パッと見では両者に差が有りません。K7の1年目と2年目はK5と差が無かったのですが、3年目には2株中2株共木質化によりモンスター化しました。(2025.01.31写真サイトに投稿済)その部分はかなり隠れてきたのですが、まだ隠し切れずみっともない姿を晒しています。冬場になると、このランナーが目立ってK7は、みっともないと結論付けしましたが、夏場でもK5と比較するとみっともないと言えます。
縦成分と横成分の性状
クラピアには、縦に伸びる成分と横に伸びる成分が有ります。それぞれの成分を両者で比較しました。縦成分は、葉っぱが放射状に出て来ます。横成分は、葉っぱが水平方向に展開します。(日光を受け止めたいのですから、植物としては当然の対応でしょう。)但し、K5とK7に於いては、その性状に違いが有ります。縦成分に於いてはK7の方が節間が長く葉っぱが開ききっていない。横成分に於いてはK7は木質化が激しく、とんでもなくランナーが太い。又、ランナーと葉っぱの比率を比べるとK5の方が葉っぱの比率が高いと言えます。理想的なクラピアの外観は、『緑の絨毯』だと思います。さすれば構成因子で緑(葉っぱ)が多いK5が理想に近いと思います。
我々はクラピアを上から見るので、葉っぱの比率が多くて、葉っぱが開いて見えて、しかもキメが細かい品種を選ぶと良いと思います。
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