
2023.06.16 K5刈り込み面
ボチボチ暑くなってきました。K5とK7の比較実験のその後です。まずはK5の刈込面です。写真の刈り込み高さだと靴跡もつかない程度で見た目も綺麗ですね。背丈が高くなるK5ですが、刈り込み頻度を上げる事で背丈を低く保ちつつ、葉っぱだけの綺麗な絨毯を作っています。お庭用途のクラピアとしては狙った状態では無いでしょうか。私としては満点の出来です。
下の写真は、K5の茫茫面です。かれこれ7年間何もせずに放置していますが、毎年、高さも変わりません。冬場になってもランナーがグロいと思った事も有りません。良く見るとランナーは結構太いんですが横に寝ている訳では無く縦方向に立ち上がっています。真上から写真を撮るとランナーが見えないので斜め横方向から撮影しました。立体的なのでランナー径が太くても気にならないんですね。それと葉っぱの付き方が特徴的です。ランナーが伸びる方向(縦方向)に対して展開する様についていますから、真上から見ればランナーは見えなくなります。この葉っぱの付き方と立体感でK5は冬場でもグロいと言われた事は無いんだと今、気付きました。
2023.06.16 K5茫茫面 縦に元気に伸びています。
2023.06.16 K7全景
2023.06.16 K7 比較用
3枚目の写真が全景、4枚目が拡大写真です。ほとんど縦方向には伸びずに水平方向にベタっと成長しています。(K7の謳い文句通り、背丈が低い状態です。)だから、真上から見るとランナーが物凄く目立ちます。K7の冬場のランナーはグロいと言われますが、夏場の今でも十分にグロいと思います。クラピアは冬場にかけて紅葉し色は変わって行きますが形状はさほど変わりません。(葉や茎も萎縮して小さめにはなりますが・・・)冷静に考えれば、K7の背丈が低いとのメリットが冬場ではデメリットになりそうですね。
それぞれの場所から、1本づつ切り取って並べました。K7のランナーが茶色なのが良く判ります。(これが良いのか?悪いのか?は解りません。ただ特徴的ですねと言うだけです。)
葉っぱの付き方は、全然違いますね!!!。葉っぱは太陽に向かって広がるのでK7の様に横に展開されるとランナーは隠れません。まるで、ビール腹のオヤジが、どてっ腹をさらしながら横たわっている感じですね。
下の表は、季節ごとのランナー直径の変化をまとめた物です。
クラピアの外観については、グロテスクだの?みっともなくない?だの不毛な議論に陥り易いのですがランナー直径を代用特性として数値化した事で冷静な比較が出来たと思います。又、太陽に向かって葉っぱを出すと言う植物の習性を考えれば、縦にも伸びようとする要素が多いK5の方がランナーが目立ち難くなるのは自明の理です。
なんか?K7をバッシングする様な報告になってしまいましたが、製造メーカーや販売会社は痛くも痒くも無いそうです。K7の替わりにK5が売れれば、トータルの売り上げは変わらないからだそうです。知らんけど・・・・
ここまで書いて思ったのですが、ど素人である私が、ここまで提言出来るんですよ!売る側がちゃんと説明しろよ!!!って、少なからずイラっとしています。
【関連ブログ】
①2022.12.11『冬でも芝生チックに!(K5の木質化対策)』
②2023.02.24『K5 vs K7 冬場の違い【たわし効果】』
③2023.03.06『K5越冬終了』
④2023.05.20『刈り過ぎ?いやいや、これでいいのだ!!!』
★★★今後の展望★★★
今年の3月末に初めてクラピアK7を60ポット植栽しました。その内、58ポットは急斜面に植えました。そちらは当初から粗放管理をするつもりでしたのでランナーが太くなろうが木質化しようが構いませんが、この残りの2ポットはK5との比較用で、どっちの方が綺麗に仕上がるのか?比較検討するための物です。植栽シート自体は2016年に施工して貰いましたが経年劣化でボロボロになったので、2年ぐらい前に貼り直しました。(裸の状態だとシート自体が5年程度しかもたない。)なので地面とシートとは密着しています。又、下の土壌は、以前田んぼだったので粘土質で踏まれてもいません。それでも、今の時点でランナー太さ2.3mm。この先、どうなるんでしょうね?。通根したら細くなるとか?期待したいのですが望み薄ですね。このまま冬を越して太いランナーを晒しながら『生育不良』だの『通根不良』だの言われて最終的に『シートを剥がせ!』と指示されるのかなぁ~。あ~ぁ、いやだなぁ~。とブルーになっていました。
シートを剥がす前に、もう一度、過去の記事を調べて見ました。2023.02.19『クラピアの刈り取り』のブログ内の動画リンクに注目です。太くみっともなくなったK7ランナーの地上部を三角ホーで除去しているのですが動画の最後に『じか植えのクラピアにしか、この方法は推奨しない!』とナレーションで言っています。って事は、じか植えにしても効果が無いと再認識し、シートを剥がすのを思い留まりました。
つまり、クラピアK7は、シートが有ろうが無かろうが関係なく、ランナーは太くなるんです。しかも、そのランナーは横たわるため、目立つんです。冬場になると葉っぱが萎縮するため、よりグロテスクに見えて気分を害する訳なんです。
幸い私の発電所にクラピアを導入した時期には、まだ、クラピアK7は開発されていませんでした。そのためK5を植えて何も考えずに粗放管理をしてきました。おかげで、嫌な嫌な思いをせずに今まで過ごしてこれたんでしょうね。
結局、クラピアK7は草丈の低い新製品ですが、とんだポンコツだった思います。K5の様に手間を掛けずに綺麗に育てようとしても、ランナーの太さと見え方で、そうはならない。唯一、見え方を改善出来るとすれば目土でランナーを隠す事が考えられますが、そんな手間をかけるのなら『芝生の方がいいや!』と考える人も相当数いるでしょう。
『新製品!!!』との文言は売る側にとっては強力なカンフル剤になりますが、買い手としてはリスクが有るとの認識が必要だったと言う事ですね。(先行事例が無いのですから・・・・仕方が無いのですが・・・)
以上が、お庭に植えた場合のK5とK7の違いについての私の見解です。
防草用途に関しては58ポットを急斜面に植えて実験中です。きっとクラピアK7の良い所も出てくると期待してつつ、観察を続けたいと思います。
コメント
すごく分かり易い比較です!ありがとうございます
K7はランナー太い!醜い…トホホです。
コメント有難う御座います。焼きまんじゅうさん含めK7ユーザーの皆様には耳の痛い手厳しい内容になってしまいましたが、これからK5 or K7どちらを買おうか?と思案中の方には有用な情報だと思います。もはや、この比較実験は消化試合の様相を呈して来ましたが秋・冬に向けて再確認して行くつもりです。