
茫茫面と刈り込み面
先日、ご近所様から『芝生みたいで、綺麗ですね。』と褒めて頂きました。今の時期のクラピアを褒められると
お世辞とわかっていても嬉しいです。
どうやら、刈り込み面が整っているので、緑色でなくても綺麗だと感じたようです。
写真下側が刈り込み面。写真上側が、何もしていない茫茫面です。
どちらにも、ウネウネとのたうち回るランナーは見られませんが、両者でずいぶんと雰囲気が違うのでランナー
径を比較してみました。
上のランナー直径が1.5mm。
下のランナー直径が0.8mmでした。
メーカーにデフォルトのランナー径を問い合せた所、K5,K7どちらもポット苗の状態で1.0mmだそうです。
デフォルト状態のランナーを1次ランナー。切断後に栄養繁殖してくるランナーを2次ランナーとすると
刈込面は6年間刈り込んでいるので、10回x6年= 60次ランナーになります。それだけやっても直径が0.2mm小
さくなるだけか?と落胆しました。なんにもしないと逆に直径が0.5mm太くなりますが、6年経過してますか
らね。
何ミリから『ウネウネ』とのたうち回るのか?何ミリから木質化するのか?は判りませんが、取り敢えずは
ポット苗よりも細くして置けば問題なさそうです。
次は木質化です。
私の発電所では、木質化の対策は一切実施していません。従って、探せば木質化はそこらじゅうで見つかる筈です。
しかし、現状では問題となる様な木質化は認められません。写真は木質化を探し廻って発見した例で中央部分に
木質化ランナーの一部が見えます。
周囲のクラピアや木質化ランナーから成長した新芽でカモフラージュされているので気付きにくい存在です。
普段なら、まったく問題としませんが今回は調査のため、木質化部分を取り除いてみました。
直径4mmの木質化ランナーが出ました。太いランナーから新芽も出ていますね。それらと周りの新芽で隠れる
ので、最近では木質化自体を気にもしなくなりました。
又、取り除いた跡の凹地は、すぐに新芽で埋まる筈です。(仮に凹地が広範囲であっても植栽シートがあるため、
クラピアが復活するまでの間、雑草の発生を防いでくれます。)
先程、木質化の対策はやっていないと言いましたが、意図せずに実施していた作業が有ります。
それは刈り込み作業です。木質化の原因はランナーの浮きであると多くのクラピニストが言っています。
『浮き』の原因は成長期にランナー同士が干渉しうねるためです。そのうねる方向がZ方向(隆起する)になれ
ば浮きが発生し木質化が始まる。(成長が早い植物の宿命とも言える現象だと思います。)
私はこの事を意図してはいませんでしたが成長期にせっせと刈り込んでいるので、隆起した浮きランナーも
一緒に刈り取っているから新たな木質化が起きなかったと思われます。
切断面より下には、直径数mmの木質化ランナーが存在するでしょうが、細い多次ランナーが隠してくれている
ので気付きません。(気付かないぐらいですから問題にはなりません。)
2022.12.12 追記
ランナーの直径測定用に 616円で、ノギスを買ってきました。
ポリカーボネイト製ですが、精度が良く、安かったので感激しました。
定規で測ったデータより信頼がおけると思います。
定規で1.5mmだった物は、そのまま1.5mm。 0.8mmだった物は、0.7mmになりました。
クラピア製造元の説明では、刈り込むと葉や茎が小さくなり、密になる。と有ります。
なるほどそうなりましたが、メーカーの刈り込み推奨頻度は年に1回とか?2回です。
言っている事と、やらせようとしている事が矛盾しています。
又、品種間の違いについても、成長が早い品種で有れば木質化もし易い筈だと思いますが
ネガティブな事には触れていない。
どうやらメーカーの栽培方法の説明や新商品の紹介は、いいとこ取りになっているように思えます。
コメント
[メーカーの刈り込み推奨頻度は年に1回とか?2回です。言っている事と、やらせようとしている事が矛盾しています。又、品種間の違いについても、成長が早い品種で有れば木質化もし易い筈だと思いますがネガティブな事には触れていない。どうやらメーカーの栽培方法の説明や新商品の紹介は、いいとこ取りになっているように思えます]
まさに…年に1〜2回の刈込みを鵜呑みにして、芝より楽じゃん!と始めてしまい今日に至ります。
最初から2週に1度で刈込めば木質化ももっと最小限で済んだ…イヤそもそも手を出さなかったやも知れません泣
Tigerさんのブログを参考にメーカーさんももう少し良いも悪いも知らせてほしいものです。
コメント有難う御座います。K7の冬場の外観と木質化レベルがひどいので注意喚起の意味で
発信しています。K7とK3が特にひどいだけなのに皆さんは『クラピア』と表現されるので、
悪くも無いK5まで悪者にされ、正直、悶々としています。又、品種間で違う事を強調しないと
共倒れになってしまうのにメーカーサイドに改善が見られないのは残念です。
今では、私もK7ユーザーですので、ダメだしだけではなく、K7なりの楽しみ方も発信して行き
たいと思います。